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一冊の本を片手に・・・ 一貫性をもったクラブフィロソフィーとは・・・

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小さな頃からクラブを直に感じたこどもたちはどう育っていくのでしょう。
(2003年3月12日 UEFA Champions League 2002-03より)


■抽象的なアドバイスは、子ども達を混乱させる…
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抽象的なアドバイス「ボールを大事に」「攻守の切り替え」
オランダのコーチは分析に基づいて具体的な事実に基づいて指摘しています。

「フィールド1から2に進む際のビルドアップでボールを失うケースが
 前半で5回あった。まずはこの数を減らそう」というように・・・。
(p84から抜粋)

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欧州の名門、AJAX(アヤックス)で分析コーチとして活躍している著者がみた
オランダの育成方法。
今、日本の課題とされている多くの点の解決策になりそうなことが多く書いてありました。


今週の本はこちら。
怒鳴るだけのざんねんコーチにならないためのオランダ式サッカー分析 白井裕之


特に今、育成世代からの課題となっている
臨機応変に対応する。
単調にならずにグランド内で相手にアジャストする
戦術、チームでの動き。
戦術面での理解やその応用など、選手、コーチが一体となって変化をつけることは
育成世代からの日々の積み重ねの結果だと本を読めば読むほど、強く思いました。


また、欧州クラブが

「監督は結果や実績ではなく、クラブの原則から選ぶ(p155)」
「日本代表がこれから新監督を選ぶ時、日本サッカーが実践している戦略や目的・原則から
監督候補を吟味できるようになれば、一貫性をもった、継続的な強化が可能になるのではないか」



というのもとても印象的でした。

野球だと、「1点1点確実に」という抽象的なイメージでも
「ランナーが出たら、バント等で次の塁にランナーを進める」という
具体的な方法が出てきます。
日本らしい、日本の方法が野球界では定着しています。

果たして、Jリーグを含めたクラブが果たしてそのように「クラブらしさ」が
サポーター、選手、フロントに浸透されているのか
日本代表がどのようなフィロソフィーをもち、
代表監督がどのような原則で選ばれているのか
強い疑問を持たずにはいられませんでした。

世界は何歩も先を行っている。
子どもの頃からのサッカーへの取り組み方をよく考えることも大切なんだと思いました。
サッカーが好きな子どもをもつ保護者のみなさんにオススメです。

それでは、また次回。
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by yeahkazu | 2018-05-11 06:00 | BOOK REVIEW | Trackback | Comments(0)